B13サニーウェブサイト

FFサニーの最高傑作B13サニーについて

1990年、今までのトラッドサニーB12からフルモデルチェンジで生まれたB13型サニーは、キャビンの狭さを酷評されたものの、B12のデザインコンセプトを引き継ぎつつ、軽快なデザイン・上質な内装・洗練された走りで大衆車としての確固たる地位を手に入れた。スポーツモデルも健在、HB13サニー。サニーGTSである。

当時価格¥1,718,000。主要グレードのEXサルーンが¥1,053,000、スーパーサルーンが¥1,327,000だったことを考えても、かなり高級だったのだ。それもそのはず、車重1050kgにSR18DEエンジンを積み、140psもの力を発揮。通常のB13サニーがリアドラムブレーキなのに対し、HB13は前後ディスクブレーキを奢られ、内装はGTS専用内装。185/60R14 82Hのタイヤと専用アルミホイールが只者ではない風貌をかもし出していた。外装も専用のエアロが装備され、「おやじセダン」とは思えない異様なたたずまいで見るものを魅了した。



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私とB13サニーとの出会い

私がサニーに乗り始めたのは大学生のころ。免許とりたての私は、実家のFB13サニースーパーサルーンを乗ることに。この時点ではバイクに興味があり、車など全く興味は無し。しかし、ある事がきっかけで私はどんどんと車にのめりこむことに。それが、WRCとの出会い。

はじめてみるその光景に引き込まれ、どんどんと車を走らせることが好きに。しかし、困ったことに新しい車を買うお金は無い。かといって今乗っているのは「オヤジ車」のサニーだ。山を攻めるにはスポーツカーが必須だと考えていた当時の私はガックリきたのだった。

そしてしばらくして、サニー関連のウェブサイトを発見。この時は確かFR時代のサニーのウェブサイトだったように記憶している。サニーにスポーツモデルがあったことや、かつてFR車だったこともこの時初めてしった。そして考えついたことが、「FB13だって峠を走れるぞ。」という無謀とも思えるアイデア・・・。

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B13サニーいじくり開始

いよいよ私のB13サニーチューンが始まった。当時はチューンの知識など全くなかったので、とりあえずはマフラーを変えようとイエローハットへ。そこで購入したのがBLITZのリアライズTT。学生の私にとってはいたい出費だったが、これもチューンと思って我慢。

次に目をつけたのがエアクリーナー。FB13サニー専用品はなかったので、とりあえず「剥き出し」タイプが欲しかったのと合わせて無謀にも流用。これが大きな間違いになるのは後々3年後のこと・・・。

やがて知識もそれなりにつき始めた頃、ローダウンへとチャレンジする。中古で購入したコイルスプリングはB13専用ではなく、これまたパルサー流用。サイズと径が合っていればつくと思ったのだ。とりあえず装着は出来たものの、見た目には思ったほど下がらなかった。

ブレーキパッドも交換してみた。この当時はプロジェクトミューからFB13用として、リアドラムシューとフロントパッドが発売されていた。

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B13サニー走りまくり

もう走った走った。走りまくった。こっちでは有名な各所を走りまくった。ガソリン代を湯水のごとく使い、行き着いた果ては「闇ラリー」。当時、たしかJSだったかで取り上げられていた企画を、そのまま使って仲間内ではじめた。しかしこれが大失敗。2名の事故を出し中止となった。

しばらくすると就職活動が始まり、車にかまう暇も徐々になくなっていった。

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FB13との別れ、HB13との出会い

さすがに就職活動にこのカラーはまずいと思い、黒に全塗装。自家塗装したものだからえらく汚かった。こういった異質?な点が幸いしてか、地元日産ディーラーに就職。とりあえず営業車を探さなければならなくなった。そこで運命のHB13との出会いが「ヤフオク」。

僅か7万円の車体。走行距離は僅か5万km未満の超極上車。ほとんどフルノーマルで購入できたのは幸いとしか言いようがなかった。その結果、FB13ともお別れすることに。この時既にFB13はエアクリが原因と思われるエンジントラブルに見舞われ、ほとんど乗っていなかった。廃車にするときはちょっと寂しかった。

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HB13カスタム

もう既にかなりの知識がつき、ある程度のことは自分で出来るようになっていた。まず最初にホイールをディズモンドリーガマスターへ変え、BLITZのバキューム計を移植。マフラーはFB13用が装着できなかったので保留。エアクリもFB13で使用していたBLITZのN14用を移植。バケットシートはBE FREEから出ていたカーボンバケットシートを導入し、CZのショートストロークまで導入。

やる気満々で足回りもTEINのN14パルサー用を流用。N14とB13、N15とB15は兄弟も同然なので様々なパーツが流用できるのだった。

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マフラー制作

HB13用のマフラーはどこを探してもなかった。厳密に言うとあるにはあったのだが、「VIPカー」のようなデザインのものしか無かったのだ。どうしても砲弾型のマフラーが欲しかった私は、HB13の純正マフラーをもう一本調達し、なんとか角度的に流用できないものはないかを探った。色々思考錯誤し、M2販売のテールピースでまず制作。これが大失敗。溶接せずにジョイントでかませていたために脱落。直管マフラーと化したのだった。

直管も意外と音は静かだったのだが、車検は到底通らない。しかも営業車なのでマズイ。ということでP10マフラーがなんとなく合いそうだったので、P10純正マフラーを廃材で調達。角度をあわせてみるとどうやら入りそう。早速、P10用の砲弾型マフラーを購入したのだった。

リフトでサニーを上げ、装着してみると意外にもすんなり装着。角度がカチアゲでちょっとまずいが、直管よりはいいかと思いエンジン始動。すると、うるさい。めちゃくちゃうるさい。直管時の3倍以上うるさかった。何にせよこれほどうるさかったら、街乗りもヤバイ。

案の定、駐車中にタイヤに千枚通しが刺さっていた。



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サニーとの別れ

ある日営業に乗っていったところで、シフトロッド破損。ショートストロークの導入が裏目に出たのだった。この時、車検もあったので廃車にすることを決めたのだった。しばしのサニーとの別れ。今思えば、この時手放さなければよかったと未だに後悔する。

その後、ロードスターやランエボ、FD3S RX-7や、マーチ、ヴィヴィオなど、11車種を所有し今に至る。今は既にスポーツカーから離れてしまっているのだが、また復活したいと願いながら今を生活している。

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色々乗ってきた車たち

ランエボ B14 RX-7 スズキケイ マーチ ロードスター

他にもあるわけですが、写真に収めていたのはこれくらい。

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最後に

BURN、このウェブサイトを復活させてリニューアル第一回目。とりあえず1ページだけのサイトとなりましたが、いかがでしょう。確かにB13関連のデータが少なくはなってしまいました・・・。なぜならもうデータが見当たらないんです。とりあえず発掘できたデータだけを以下に残します。他のデータは別ページに昔のままで残しておきます。こちらからどうぞ。

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データ

SR18DE DOHC水冷直列4気筒 82.5×86 1838cc 10 140ps/6400rpm 17kg-m/4800rpm EGI
GA16DE DOHC水冷直列4気筒 76×88 1596cc 9.5 110ps/6000rpm 15kg-m/4000rpm EGI
GA15DS DOHC水冷直列4気筒 73.6×88 1497cc 9.5 94ps/6000rpm 12.8kg-m/3600rpm 電子キャブ
GA13DS DOHC水冷直列4気筒 71×81.8 1295cc 9.5 79ps/6000rpm 10.6kg-m/3600rpm 電子キャブ
エンジン SR18DE GA16DE GA16DE(VR) GA15DS
1速 3.063 3.063 3.063 3.333
2速 1.826 1.826 1.955 1.955
3速 1.286 1.286 1.538 1.286
4速 0.975 0.975 1.286 0.902
5速 0.810 0.810 0.810 0.756
後退 3.153 3.417 3.417 3.417
最終減速比 4.176 4.167 4.056 3.895
サスペンション形式 ストラット式独立懸架
トーイン 2±1
キャンバー角 -0°15±45
キャスター角 1°25±45
キングピン傾斜角 14°00±45
サイドスリップ 2±3

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B15とかに関して

最近B15のVZ-Rが値上がりしている気がする・・・。そうJB15サニーのことです。走行距離6万超えでも軽く70万のタグをつけていることが多い様子。いや、50万切っていれば買いなんですけどね。同じように、パルサーVZ-Rなんかも高値安定。この前なんか10万キロ超えの車体が50万とか。これは無茶だ。シビック買うほうがいいです。B15のVZ-Rは程度をよく確認して買わないと痛い目を見ますので要注意。カスタムベースとしてはアツイのは間違いないです。足回りはパルサーVZ-R用が流用可能だし、加工次第ではシルビアの足がつきます。まぁ基本がストラットなので何でもいけるんですけどね・・・。マフラーも以前はJB15用砲弾マフラーなんかも出ていた時期がありました。エアロもどこぞのディーラーが出していましたしね。安ければ私も買ってますが、今のところタマ数も少ないので「コレ」といった車体が見つかりません。


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TIIDAの6速モデルを知っているか?

サニーの後継車TIIDAの1800ccモデルに6速マニュアルの設定があることをご存知だろうか?馬力自体は非力なものの、日産の「気持ち」が伝わる一台である。カタログオチ必死モデルなので気になる方はお早めに・・・。

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今乗っている車

今は平成10年式マーチボレロに乗っています。HKSマフラーやMOMOステ、Tanabe車高調などなど・・・。おとなしく営業車となっています。

FB13サニー
WRCにハマっていた私は、FB13サニーを自家塗装。ステッカーも作りそれらしい雰囲気に。フロントグリルはノーマルグリルを加工。フロントリップはアベニール用を流用加工。リアスポイラーはランエボUの純正を加工流用。ホイールはブラックレーシングの14インチ。

グリル

エアインクス
エアインクスを流用した剥き出し試作1号。これが後々のエンジントラブルの原因となろうとは・・・。ワゴンR用を流用。同時にマフラーはBLITZ リアライズTT。

試作2号
試作2号。あまり温度も上がらないと考慮してインテークパイプをポリ樹脂で制作。まるで工作の時間のようだ。くれぐれもマネしてはいけない。

最終
剥き出しエアクリ最終章。これはBLITZのN14用を利用。HB13に買い換えたときもエアクリだけはこれをそのまま仕様。ステンメッシュなので繰り返し洗えて経済的。

ダウンサスと呼ばれるもの
純正との比較。全長は短いが、バネレートが変わっているのでさほど下がらない。当時はバネレートなんて知らなかったのだから。N14用を流用。

ブレーキ
無謀なブレーキ交換。しかし一度もトラブッたことは無い。プロμのパッドは結構よかった。組み付けたら見えないのにちゃんと塗装がされているのもかっこよく見えた。フロントもプロμ。

HB13サニー
HB13サニーはいい車だった・・・。内装は純正内装ではなく、何かしら手がつけられていた。前オーナーの愛情を感じながら乗ってました。

当時の内装
カーボンフルバケットシートや、各種追加メーター、ショートストロークシフトも流用。マフラーにいたってはP10を改造加工して無理やり装着。車高調はN14用TEINを装着。ホイールはディズモンドリーガマスターを装着。タイヤもRE711だったかな。

HB13サニーエンジンルーム
エンジンルーム。年式の割にはかなり綺麗。プラグコード・アーシングなどの基本だけ。

むりやりマフラー
カチアゲ
無理やりつけたP10マフラー。爆音。結果、駐車中にタイヤに千枚通しが刺さっていた。一応付属のサイレンサーもあったけれど、それでも爆音。これには参ったね・・・。

エキマニ
エキマニもP10用マキシムワークス製を準備していたが、装着することも無く散った。高かったので余計泣けてくる。

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どうやら最近サニーに使える36段調整の車高調があるみたい。K-sportsというところが出している様子。マイナー車種が買えるのはアツイ。

http://www.k-sportracing.jp/index.html

メタルブログ激鉄
最近は音楽ブログやってます。

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